2022年も夏至を過ぎ、夏が始まりました。いかがお過ごしでしょうか?
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人生のコマを進めるというのは、目に見えず難儀なものです。
1年前と比較してみれば、今までの人生の中で最も仕事が続いていますし、大学の科目履修も順調に進んでいます。いつの間にか短編漫画の連作、ではなくある程度まとまった作品も描けるようになっていました。
しかし、その中でも進みづらいテーマがあります。
それは、「解離性障害の受け止め方」。
現在、生活の多くを担っているであろう人格が「自分(たち)は大したことがないし、多分気のせい」と認識しています。
「病気じゃない」という認識も関係してか、こちらのサイトやSNSでも、こちらの人格は個人名を出すことがありません。性別も公表したくないようです。
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仮に、この人格をRと呼びます。
友人とRが会話をしていた時のこと。
友人から、他人格は元気にしているかと尋ねられました。
それに対し、Rは「元気なんじゃないすかね…。豆乳が作曲してたっぽいし」
友人は「他人事だな」という感想を持ったそうです。
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Rに限らず自分もそうです。
他の自分が何を考えているのか、何をしたいのか、どんな不満を持っているのか、いつ交代しているのか、そもそも今生きているのか、自力で(脳内で?)確認を取ることはできません。
幸い、メモをとったり必要なことは連絡する癖がついている人格が複数いるため目立った不都合はありません。
自分が連絡するのは、自分がいつ交代するかわからないからです。
生き続ける気持ちがあるので、下手な失敗はしたくありません。
連絡を取ったりタスク管理をしている人格に限って言えば、似たような感覚を持っているのかも知れません。
そもそもそれ以外の人格を、他人の力を借りずに観測することができない状況なので見逃しているだけかも知れませんが。
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そんな近況です。
過去の記事では、振り返ったり日記を綴ったりしていたようですね。
以前と同じように、気づいた時、余裕が生まれた時に近況をぐだぐだ語りつつ、作品紹介をする形をとることにします。
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【5月】
5月はpixivにたくさん投稿していたようですね。
こちらはお絵かきまとめです。
単発イラストや漫画の他、一人称をテーマにしたイラスト4枚もまとめられています。
日常づかいしていて珍しい一人称ってなんでしょうね。
「僕」と「自分」を使う男性の知人友人は、今まで1、2人しかいないので個人的にレアです。
「じさつ」という漫画です。女の子4人が登場する7ページ漫画です。
制作当時、精神が限界だったのか、自殺について調べていたのか。どんよりしています。
説明文「人生の2/3以上は社会生活に苦痛を感じてた。」
こちらも精神が辛い時に描いたのかも知れません。
登場人物同士の恋愛感情は存在しませんが、青年2人のお話です。仲良しかも…?
人生を振り返ったような作品です。
作者のRは「それぞれの地獄が存在する」という旨の言葉を残しているので、R目線の記憶かも知れません。
(自分から見た時、過去に関わった人の中で思い当たらない人物がいました。)
落書き漫画です。
こういう……その感情を自分に向けてくれ、という関係は、青年だからこそ美しく感じるのかも知れませんね。
4月頭ぐらいから制作していた59ページのBL漫画です。
自傷行為とか、秘密とか、約束がないとか……。
結局これはハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか。
どうやら読んでくれた方によって意見が違うようです。
自分はバッドエンドに見えましたが、ぜひ読んでみてください!
【6月】
夢日記です。
我々は睡眠が浅いせいか、夢をみて、しっかり覚えていることがあります。
その記録のようです。普段作品として出さないような展開でした…!
【お知らせ】
上記の作品は全てR(のはず)ですが、他人格も作品制作しています。
欠片と空白にも参加しました、音楽組の豆乳が無色透名祭に参加予定です。
studio oneを使用しているらしいのですが、パソコンのスペックの問題で曲の長さが1分を超えるとフリーズとの戦いになっているそうです。頑張れ。
それでは、次回の記事でお会いしましょう。